登録した翻訳会社から依頼が来ないなら、催促するのもアリです
以前、超零細翻訳事務所でコーディネータをしていたのですが、仕事がないときに催促メールを送っていくる翻訳者の方たち、結構いました。以前の翻訳会社でのエピソードはこちら
仕事が途切れると紹介しろと言ってくる人、単価の値下げをするから仕事くれと言ってくる人、定期的にスケジュール連絡してきて仕事をくださいという人、さまざまです。
翻訳者の皆さんも積極的だよね、なんて思っていました。
催促されると紹介しなければ、という気分にはなります
コーディネータとしては、仕事を催促されるのは別に嫌な気はしないです。翻訳者のスケジュールが把握できるし、やる気も伝わるので好意的に受け取っています。(私の個人的な意見です)新しい案件が入り、仕事を催促してくる人の分野にその案件が当てはまれば、その人から積極的に仕事を回していました。ただコーディネータも人間ですので、いつも横柄な態度の人や品質が著しく劣る人には、いくら催促されても仕事を回さないこともあると思います。
一度翻訳提出後に全く依頼が来なくなった翻訳会社に催促したところ
去年、初めて受けたトライアルで合格しました。その後、すぐに依頼はあったももの、次が来ませんでした。仕事がないので、新たにトライアルを受ける
現在、翻訳会社数社に翻訳者として登録していますが、5月はほとんど案件が来なかったです。私の場合、...
そこで、私も仕事を催促してきた翻訳者さんをならって、コーディネータに催促してみました。仕事の連絡が来なくなってから、3か月以上は経っていたと思います。
仕事がぽちぽち来た
すると、催促してから1週間後ぐらいに、簡単なレビュー作業や短い翻訳を依頼してくれました。そして、今も定期的ではありませんが、たまに依頼をしてくれるので、催促してよかったと思います。翻訳者に打診しなくなる理由(コーディネータの立場から)
私が翻訳会社に勤めているとき、打診するのを止めた翻訳者の特徴をあげていきます。1、どんな案件を依頼しても、ほとんど断ってくる人
2、メールや電話の対応などが気にくわなかったり、相性が合わない人
3、翻訳の品質が悪い人
4、メールのレスポンスが遅い人
例えば1の理由で翻訳会社から依頼が来ていない人は、自分から売り込んだら、また打診が来るのではないでしょうか。2、メールや電話の対応などが気にくわなかったり、相性が合わない人
3、翻訳の品質が悪い人
4、メールのレスポンスが遅い人
私の場合は3の理由から打診が来なかったと予想されるのですが、「せっかく連絡来たから、簡単な仕事でも回してやるか」という感じで、また依頼が来たのかなと思っています。
私も翻訳会社にいるとき、自分から売り込んできたり、良好な関係の人には優先的に仕事をあげていました。
結論として、翻訳者も自分から営業すると、効果的な場合もあるようです。