クラウドの翻訳ってどうなの?私がお勧めしない理由

クラウドの翻訳をお勧めしない一番の理由は単価が安いから

私が知っている範囲内ですが、クラウドサービスの翻訳の単価は一般的に低いです。有名なランサーズやクラウドワークスの案件を見ると、

契約書4000語 和訳 4000円~5000円

会社規定17000字 英訳 20000円~30000円

えっ、ふざけてんの?という感じですよね?しかも、このような案件に、提案数が30件以上とかあるのです。

提案者の経歴を見ると、アメリカの大学卒業、完璧なバイリンガルやTOEIC950点以上、英検1級、その他、難しそうな経歴の人達が提案しているのです。

そのサイトで実績がなく、TOEIC900点、初めて提案する主婦のおばさんの私。絶対選ばれない自信があります。

ある意味、翻訳会社のトライアルに合格するより、クラウドの翻訳の仕事をゲットする方が難しく思えてしまいます。

これが1語10円の報酬ならわかりますが、単価2円以下なのに、この提案数の多さ。

私の場合、4000語だと、通常16時間ぐらいかかっちゃうので、

4000円÷16時間=時給250円。これやるんだったら、近所の時給1000円のスーパーのレジ打ちをやりに行きますよ。

この単価が安すぎるのが、私がクラウドの翻訳をやらない理由の99%ぐらいです。同じ仕事をやるなら絶対報酬が多い方を選びますよね。

たぶん、クラウドでやっている人は機械翻訳やグーグル翻訳を駆使して、早く翻訳仕上げるコツがあるのでしょうが、翻訳会社に登録すれば、零細翻訳会社でさえ、単価はこの数倍はあるんですよ。

依頼者も受注者も適当な人もいる

私の知っている範囲内ですが、クラウドって依頼者も受注者もいい加減な人もいますよね。

ちょっと前、クラウドサービスで英語の秘書業務に応募したことがありました。依頼者から連絡が来て、「スカイプで面接します」と言われたのですが、直前でキャンセルされ、その後音信不通になりました。

また、前のウェブ会社にいたとき、クラウドサービスでウェブ制作の依頼を個人の方に依頼しました。しかし、プロジェクトの途中で、その方と連絡が取れなくなりました。

ちゃんとした方もいると思うのですが、やっぱりクラウドだけのやり取りなので、普通の仕事よりは絶対いい加減にやっている人多いと思うんですよね。

翻訳会社に登録する方が楽

翻訳会社に登録した場合、運が良ければ仕事は次々持ってきてくれる。

翻訳提出後は何度も翻訳会社がチェックしてくれ、クライアントとの直接やり取りなし。クレームがあっても、直接怒号を浴びせられることはないです。

将来、クラウドが主流になった場合はまた考え方が変わるかもしれませんが、翻訳会社が私に仕事を依頼してくれる限り、絶対、翻訳会社通した方が楽だし報酬もマシなんで頑張りたいです。

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