翻訳コーディネーターの仕事とは?
翻訳コーディネーター兼チェッカーとして働き始めてから半年以上経ちました。ちなみに翻訳会社での翻訳コーディネーターの仕事の流れはというと、
1、クライアントからの翻訳依頼を受ける
2、見積もりを出す
3、クライアントから発注依頼を受ける
4、翻訳者を探して、依頼
5、翻訳者から翻訳ファイルを翻訳コーディネーターに納品してもらう。
6、翻訳ファイルのチェック
7、翻訳ファイルをクライアントに納品
(その他、もちろん見積書、請求書、翻訳者リストの整理など事務処理もあります。)
もし、大きい翻訳会社ですと、自社の翻訳者がオンサイトで勤務している場合も多いですが、小さい翻訳会社ですと、翻訳者は在宅の登録翻訳者だけということも多いです。
翻訳コーディネーターの一番重要な仕事は、良い翻訳者探し
翻訳が良い翻訳となるか、残念な翻訳となるかは、ほとんど最初の翻訳者で決まると思います。もちろん、優秀なチェッカーの人もいますが、どうしても翻訳文に引きずられて、チェックしてしまうので、翻訳物のレベルを引き上げるのはかなり難しいと思うのです。
なので、翻訳コーディネーターにとって、翻訳者探しが一番重要なんです。
でも、上手い翻訳者は、常に仕事を抱えています。うちの会社でもそうですが、案件が打診されそうな時点で人気の翻訳者の先のスケジュールをベテランコーディネーターが抑えてしまっています。
連絡が早い翻訳者に頼みます
私の場合、クレームは嫌ですから、上手い翻訳者に頼みたい。でも、その翻訳者のスケジュールが詰まっている場合の次の選択肢は、連絡が早い翻訳者です。もちろん、翻訳が一定のレベルに到達していることが条件ですが、クライアントの納期は厳守ですし、早くクライアントとの納期を確定させたい。
そんなとき、メールをすると10分-30分以内で連絡をくれる翻訳者は嬉しいですね。なので、もし仕事が欲しい翻訳者の方たちがいたら、メール返信を速くすることが重要だと思います。
ただ、上手い翻訳者であれば、それほどメールの返信が速くなくても、定期的に仕事がくるかもしれません。

にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村