翻訳コーディネーターに向いているのはこんな人

翻訳コーディネーターはストレスフルな仕事です

翻訳コーディネーターとして某零細翻訳会社で2年ほど働きましたが、

コーディネーターはもうやりたくない!

と思っています。

もっと若かったら柔軟性もあったかもしれませんが、アラフィフになってまでやるのは厳しいかな、と思いました(あくまで個人の考え方です)。

働いていた某翻訳会社のせいかもしれません。

とにかくクレームが多い。まともな翻訳者がいない。そして、その責任はすべてコーディネーターにのしかかる。

お客さんの文句を聞き、翻訳者にも気を遣い、ストレスがたまりすぎ、メールを開くのが怖くなりました。

たまに翻訳者の方から、「他のコーディネーターが上からガンガン言いつけてくる」とクレームもあったので、強く言えるコーディネーターの方もいるのでしょう。

私の場合、翻訳者の機嫌を損ねたら、ただでさえまともな翻訳者の人が少ないのにどうするの?と思い、翻訳者には丁寧にお願いして、ついに神経を遣いすぎて耐えきれなくなり辞めました。

両者の間に入ってお世話をする

翻訳コーディネーターは、クライアントと翻訳者の両者の間に入って話を聞くので、世話好きな人に向いているかもしれません。

どちらの要望も聞いて、丸く収めるのが仕事です。

私は向いていなかったです。辞めて本当にすっきりしましたから。

お金に関して言えば、今の私の翻訳料より、コーディネーターの方が断然よかったです。

優秀な翻訳者の方は、それなりに儲けているようなので、あくまでも現段階での私の翻訳レベルでの儲けと比較しています。

でも、どんなにお金がよくても、あんなに毎日ストレスがたまるのは私には無理でした。というか、もしかしたら、あの翻訳会社がひどいだけだったかもしれません。

ただコーディネーターをやることでフリーの翻訳者となるきっかけになったので、翻訳者を目指したい方の足掛かり的なものとしては良いかもしれません。

ちなみに私が某零細翻訳事務所で働き始めたのは、アメリアの求人募集からです。私の場合、翻訳コーディネーターはフリーランス翻訳者への足掛かりとなりました。

翻訳者ネットワーク「アメリア」では、翻訳者だけではなく、翻訳コーディネーターや翻訳関連の仕事の求人まで掲載しています。

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