翻訳トライアルに受からない人におすすめの方法

翻訳トライアルが受からないとき、受かりやすい方法を紹介します

翻訳トライアルってなかなか受かりませんよね。私はフリーの翻訳者になってから3年になろうとしていますが、仕事を増やそうと今でもトライアルをたまに受けています。しかし、実力不足なのかよく落ちています。

その経験を踏まえ、私が考える受かりやすい方法を紹介していきます。

海外の翻訳会社を狙う

私の経験範囲ですが、日本の大手翻訳会社より、海外(アジアやヨーロッパ)の翻訳会社の方がトライアルの基準がゆるい感じがします。

というのは、私がトライアルに合格するのは、海外の翻訳会社が多いからです。(専門はリーガル、マーケティング)

また、私は海外の翻訳会社から翻訳とレビューの両方の仕事を行っているのですが、レビューの仕事をするときに、誤訳連発のひどい翻訳文をチェックすることがあります。「これでトライアル合格したんだ?」とびっくりするようなこともあります。

その逆に、ほとんどチェックの必要もないぐらい完璧で、「コーディネーターにチェックの仕事してないと思われたらどうしよう?」というような翻訳もあります。

なので、私にとって海外の翻訳会社は上手い人と下手な人のレベルの差が大きく、少しレベルが低い人でも合格しやすいような気がします。

チェックや校正のトライアルから入る

翻訳のトライアルが受からないとき、まずはチェックや校正のトライアルを受けるのもおすすめです。

翻訳者の求人で応募要項をみると、経験年数2年以上必須と書いてあるのに対し、チェックや校正では未経験可と記載してある求人もよくみかけます。

そのような求人の場合、仕事内容が数字の間違いや誤字脱字、誤訳、訳抜けを拾って報告するだけという可能性も大きいです。

プロの翻訳者の訳文も確認できますし、数字間違いや誤字脱字の傾向などもわかり、翻訳の経験を積むことができます。その間に履歴書には経験年数として入れることもでき、他の会社のトライアルに挑戦できます。

また、うまくいけば、その翻訳会社で校正だけでなく、翻訳者として登録できるチャンスもあるかもしれません。

零細翻訳会社のトライアルを狙う

大手翻訳会社はトライアルの量も多かったり、合格水準のレベルが高いこともあります。

しかし、小さい翻訳事務所の場合、トライアルの量も少なく、翻訳者が不足している場合は早急に翻訳者を必要としていることもあります。

よって、大手より基準が少し甘くなることもあるので、翻訳者として一歩踏み出したいのであれば零細翻訳会社を狙うのもおすすめです。実際私がコーディネータとして働いていた零細翻訳会社では「本当にトライアル合格したの?」レベルの方がたくさんいました。

零細翻訳会社での経験はこちら↓
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5月から翻訳会社で働き始めました ある小さい翻訳会社で5月から働きだし、ようやく2か月が過ぎました。在宅での作業なので、最初は仕事がほとん...
翻訳者の不思議
 翻訳者の料金単価 今の翻訳者の平均単価は英語から日本語が、1ワードあたり6~14円、日本語から英語が1字あたり4~10円だそうです。 ...

ただ、単価も大手翻訳会社と比べるとかなり安くなることもあるので、登録前に単価の確認を忘れないようにしてください。

トライアルの探し方

私の場合、翻訳の応募はいつもアメリアから行っています。翻訳者の募集だけではなく、翻訳関連業務(翻訳コーディネーター、校正者、映像制作スタッフなど)、分野(出版、映像、実務)、言語なども選択できて、翻訳者を目指す人にとっては一番仕事に結びつきやすいと思っています。

有名な求人サイトのIndeedや、主婦のための在宅求人サイト【ママワークス】でも翻訳関連の仕事は見つけられますが、翻訳の仕事に関しては、アメリアが一番種類も数も豊富です。

また、他の求人サイトから応募した場合、履歴書も送っていないのにすぐに断りメールが来たり、連絡も全く来ないこともあるのですが、アメリアはそういったこともありません。

アメリア会員は翻訳会社に評判が良いようで、私が応募した会社は10件以上あるのですが、すべてトライアルまで受けさせていただきました。

なおアメリア会員になるには、入会金5,500円、年会費16,500円(いずれも税込)が必要ですが、現在実施中の「謎解き翻訳コンテスト」のコンテスト会員登録をすると入会金0円になります。8/17までですので、お早目に。


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